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子供にもヘルメット - 災害に備えて

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子供にもヘルメット

小学校や中学校の夏休みが終了し、新学期を迎える9月1日。
そうです、「防災の日」です。
この9月1日に行われる行事が防災訓練です。
これは地震や津波と言った災害が発生したことを想定し、子供達に避難方法を促す為に行われる訓練です。

訓練は地震が発生してから、まず身を机の下にしまい身を守ってから、校庭へ避難する迄が主に行われます。
その訓練の際頭に身に着ける防災グッズが防災頭巾です。
普段は椅子の座布団として使用していていますが、訓練の際はこれを頭巾として使用します。
ここで不思議に思われることが一つあります。
それは子供達だけが防災頭巾をかぶり、先生方大人はヘルメットを着用する事です。
頭巾もヘルメットも同じ頭部を守るものですが、なぜ大人と子供では使用するものが違うのでしょうか。

頭巾は確かにクッション性がある為、多少の物であれば地震で揺れ、物が降ってきたとしても頭を守ることが出来ます。
しかし、硬い大きなものが降ってきた場合はどうでしょうか。
ヘルメットの方が頭を守るという点ではしっかりとしているのではないでしょうか。
また一方でヘルメットでは火災の際に火の粉から頭部を守ることが出来ません。
上記のようにお互いメリットとデメリットが存在します。
その為この二つを組み合わせた防災グッズが訓練や実際災害が発生した時には必要になってくるのではないでしょうか。

「地震大国日本」昔も現在も日本はこのように呼ばれています。
その為いつ大地震などの災害が発生するか誰にも予測出来ません。
もしくは明日発生するかもしれない。
数時間後には発生するかもしれない。
いや、数分後には発生するかもしれない。
そんな状況に日本はあるのです。
そのことを一人一人が頭に置き、日々準備をしていれば命を守ることが出来る可能性が高くなります。

最近になり災害用ヘルメットの子供用が販売されるようになりました。
時代が進むにつれ、防災商品もどんどん増えてきています。
そういったことから、今度はヘルメットと防災頭巾の機能が添わった防災グッズが出てくる事を願います。

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Last update:2021/3/17

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